離れ乳とは?判断基準と自分でできる改善方法と対策

「離れ乳」は女性によくある悩みの一つ。左右のバストが離れていると、バストラインが整って見えなくなってしまいます。また、谷間ができにくいのに太って見えやすいなど、さまざまなデメリットが生じることも。そこで今回は、離れ乳の定義や原因、自分でできる改善策をまとめました。
離れ乳の基準をチェック!
まず「離れ乳」とはどのような状態なのか、判断基準となる3つのポイントを解説します。
左右のバストの間隔が開いている
離れ乳の最も分かりやすい基準は、左右のバストの間隔が広く開いていることです。体格にもよりますが、目安として、左右のバストトップの間隔が20cm以上開いている場合は離れ乳の可能性があります。
バストが外向きになっている
離れ乳だと、バストを正面から見たとき、左右それぞれが外側に向かって流れているような見た目になります。バストトップが外向きで、中心部分のボリュームが乏しい印象です。
ブラジャーをつけても谷間ができない
一般的に、離れ乳の方は谷間ができにくい傾向にあります。バストのサイズやブラジャーのタイプにもよりますが、通常であれば、正しく着用することで谷間ができることが多いです。しかし離れ乳だと、左右の距離が遠いため、自然には谷間ができません。特に、バストがDカップ以上でも谷間ができないときは、離れ乳の可能性が高いといえます。
離れ乳になるのはなぜ?
ここで、離れ乳になる5つの原因を確認していきましょう。
クーパー靭帯の劣化
本来、バストは「クーパー靭帯」と呼ばれるコラーゲンの繊維から成る組織によって支えられています。しかし、加齢や外部刺激などによってクーパー靭帯が劣化すると、バストを十分に支えられなくなり、結果として離れて外向きになってしまうことがあります。クーパー靭帯は一度劣化すると元に戻らないといわれているため、事前の予防が肝心です。
胸元の筋肉量の低下
バストラインには、大胸筋と小胸筋が関係しています。2種類の筋肉は、それぞれバストを中央に寄せる役割を担っています。ところが、いずれかの筋肉量が衰えると、バストの位置が左右に流れたり下垂したりして、本来の場所からズレて離れた印象になってしまうのです。
生まれつきの体型
バストラインは、生まれつきの体型、つまり遺伝的要因で決まるケースも少なくありません。特に、身体に厚みがあり、上から見た断面図が円形に近い、いわゆる丸胴体型だと、バストが外向きになる傾向にあることから離れ乳になりやすいといわれています。
姿勢
姿勢が悪いと、全身の血流が停滞し、バストにも十分な栄養が行き届きにくくなってしまいます。すると、バストを支える筋肉の衰えにもつながり、バストを支えられなくなることで離れ乳になりやすくなります。
また、寝るときの姿勢もバストラインに影響を与える要因の一つです。特に、横向きで寝る習慣があったり、ブラジャーをつけずに寝ていたりすると、バストが本来の位置から流れてしまいやすくなります。
合わないブラジャー
サイズや形の合わないブラジャーやホールド力の弱いインナーをつけているほか、誤った着用方法を続けていると、バストのお肉が外側のワキや背中に流れ、ラインが崩れて離れ乳になってしまうことがあります。また、合わないブラジャーや誤った着用方法は、クーパー靭帯やデコルテ周辺の筋肉の低下を招きます。美しいバストラインを保つためには、最適な下着選びが肝心です。
離れ乳の問題点
離れ乳は、バスト周りに関するさまざまな悩みを生じさせる原因になります。ここでは、離れ乳が引き起こす代表的な3つのトラブルを見ていきましょう。
バストが小さく見える
離れ乳だと、ブラジャーを着用してもバストのお肉が中央に寄りにくいため、うまくボリュームが出ません。谷間もできにくく、胸元にボリュームがないことでバストが小さく見えやすくなります。
ブラジャーが浮きやすい
左右のバストが離れていると、ブラジャーが身体から浮き、パカパカするという悩みを持つ方が多いです。フィット感が悪く、動くたびにズレてしまうため、ストレスになるだけではなくバストラインの崩れを招く原因にもなりかねません。
デコルテが寂しい印象になる
離れ乳は、バストラインが外向きになっているため、デコルテの外から見える部分が寂しい印象になりがちです。さらに加齢によってバストの弾力が失われると、胸元の開いた服を格好よく着こなすことが難しくなります。
そもそも美しいバストラインとは?
一般的に、身体を正面から見たとき、鎖骨の中心と左右のバストトップを結んだ線が正三角形に近い軌道を描いているほど美しいバストラインだといわれています。バストトップが正面に近く上向きで、アンダー部分のバージスラインがくっきりと出ていることも美しいバストラインの条件です。
離れ乳の治し方は?改善に大切な4つのポイント
離れ乳は、ちょっとした工夫や心がけで改善が見込めることをご存じですか。ここからは、離れ乳改善に効果的な4つのポイントを紹介します。
正しいバストサイズを知る
ブラジャーは、正しいサイズのものを着用するのが基本です。購入時にプロに計測してもらったり、定期的に自分で正しく測ってちょうどよいサイズを把握しておいたりすれば、自分に合ったブラジャーが迷わず選べます。
「 PEACH JOHN 」のストアでは、ブラの フィッティングサービス を行っています。スタッフがあなたにぴったりのブラ選びや正しい付け方などについて丁寧にアドバイスしますので、ぜひお住まいの地域にある店舗でお気軽にご予約ください。
横広がりをカバーするブラジャーを選ぶ
内側へしっかりプッシュし、形を整えて見せてくれるブラジャーを選ぶことで、バストの横広がりが改善することがあります。毎日のブラジャーで横広がりをカバーしておけば、将来的な離れ乳のリスク回避にもつながります。
離れ乳改善におすすめのブラジャー
離れ乳改善にはPEACH JOHNの「スマートブラ」シリーズがおすすめです。ワキ高のサイドベルトと内向き設計のカップで、バストをやさしく内向きにプッシュします。バストの横広がりをしっかりカバーするのにラクな着心地なのもポイント。着やせ効果も抜群なので、バストのボリュームを抑えて見せたい方にも人気です。
■スマートブラ

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寝ている間はナイトブラを着用する
離れ乳は、寝ているときのバストの位置や動きで発生・悪化することがあります。ナイトブラを着用していれば、睡眠時のバストをやさしく支えて揺れや流れによる崩れが防げます。ナイトブラは、昼用のブラとは異なり、バストを全方位から包み込んで睡眠時のあらゆる動きをカバーする構造です。ほどよい強さでバストを適切な位置にホールドし、美しいバストラインをキープします。
おすすめのナイトブラ
PEACH JOHNでは、毎日の睡眠をより快適にするのをサポートするナイトブラも取りそろえています。おすすめは「ぷるふわナイトブラ」。下側に厚みのあるモールドカップを内蔵しており、バストの横流れや広がりをしっかり対策します。肌触りにこだわった素材を採用しているので着心地も抜群です。
■ぷるふわナイトブラ

寝ている間やおうち時間のバストをサポート。谷間メイクもできるナイトブラ。
エクササイズやマッサージでケアする
離れ乳改善には、大胸筋を鍛えるエクササイズが効果的だといわれています。腕立て伏せや合掌するように力を入れてキープするポーズのほか、背筋を鍛えるのもおすすめです。運動する時間がなかなか取れないときは、日常の動作や姿勢に気をつけるだけでもエクササイズ効果が得られます。
くわえて、マッサージでコリをほぐし、血流をよくすることも大切です。前屈みになり、左右に流れたお肉をバスト中央に集めるようなイメージでやさしくマッサージしてあげましょう。マッサージや入浴後には、専用のグッズを取り入れるとケア効果がさらにアップ。マッサージによる摩擦や刺激を防ぐほか、肌に潤いを与え、ハリ・ツヤをキープする効果が期待できます。
おすすめのバストケアグッズ
バストケアグッズはPEACH JOHNの隠れた人気商品です。なかでもイチオシは、シリーズ累計109万本(*1)を突破、12年連続売上No.1(*2)となる「ボムバストクリーム リッチ」。配合されたボルフィリン(ハナスゲ根エキス)が、肌に必要なハリ・弾力を与えます。そのほか6種類の植物由来エキス、膨潤コラーゲン(*3)、膨潤ヒアルロン酸(*3)、ナイアシンアミド、パルミチン酸レチノールなどの高保湿成分を配合。塗るだけでスキンケア効果を発揮し、キメが整ってツヤのあるバストを演出します。
*1 集計期間:2009年11月9日~2025年9月3日(旧商品・ミニ・プレミアム・セットを含む)
*2 PEACH JOHN BEAUTY内2013年1月1日~2024年12月31日の販売実績
*3 Love Sabon Roseを除く
■ボムバストクリーム リッチ

【バストケア】PEACH JOHN史上最高傑作。ハリ・ツヤ・保湿をこれ1本で。
まとめ
美しいバストラインは、形と位置で決まります。現在、離れ乳に悩んでいる場合でも、インナー選びや姿勢などの心がけ、毎日のケアで改善が可能です。「 PEACH JOHN 」では、今回の記事で紹介したブラジャーやケアグッズのほか、バストの横流れ・広がりを防ぐアイテムを多数ご用意しています。実店舗では予約制の フィッティングサービス を実施しているほか、商品を WEBで選んでストアでお試し することも可能ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。



