PEACH JOHN APOTHECARY お悩み処方箋 -ヒップ編-PEACH JOHN APOTHECARY お悩み処方箋 -ヒップ編-
垂れ・肉割れ・セルライト…みんなはどうしてる?
PEACH JOHNユーザーのお悩みを解決すべく、
人気ヒップトレーナー岡部友さんと
バスト&ヒップに精通する中村ひろ美さんに取材。

vol.4 HIP ヒップ編

teacher:岡部友
美尻ブームを牽引するパーソナルトレーナー。女性専用フィットネススタジオ「SPICE UP FITNESS」を運営。女性らしいボディライン作りに欠かせないヒップトレーニングメソッドを中心にボディメイクを指導。著書に『美尻トレ 究極のヒップメイク』(文芸春秋)、『筋トレが折れない私をつくる』(宝島社)、『美尻バンドトレーニング』(講談社)がある。
SPICE UP FITNESS https://www.spiceupfitness.com

teacher:中村ひろ美
バスト美容家。乳がんヨガインストラクター。5000人以上の女性のバストのお悩みを解決。バストケア・女性ホルモンケアを中心に美容トリートメントを行う。女性の心と身体を土台から美しく健やかに整えるほか、セミナーやアカデミーを開き、バストケアの普及に取り組む。リラクゼーションサロンでの施術の経験から、骨盤・ヒップケアに至るまで幅広い知識を持つ。
mamma spa https://www.mamma-spa.com/

みんなのヒップのお悩みは?

ダントツの1位は:垂れ(58%)! 続く2位:セルライト・凸凹(45%)、3位:大きい(42%)ということが判明。「ヒップはバストと違って筋肉で構成されているので、お手入れをすれば確実に変わります(中村さん)」。「ヒップは何歳からでも変えられます!あきらめないでください!(岡部さん)」。自分のおしりと向き合って来なかった人には吉報。お尻にはポテンシャルがあります。

小さくツンと上を向いたヒップになりたいです。どうしたらいいですか?(24歳・あかねさん)

狙った部位に筋肉をつけて、美しい形を目指して。

「難しい質問ですね(笑)。単純に小さくしたいだけなら、痩せて脂肪を落とせば良い。でも、ツンと上を向いた丸いお尻を目指すなら、脂肪と筋肉の両方が必要です。残念ながら脂肪に関しては、自分ではコントロールできません。つける場所も選べないし、狙った部位の脂肪だけ落とすことも不可能。それならば、唯一自分でコントロールできる筋肉をお尻の然るべき部分につけて高さを出し、立体的で美しいフォルムを作っていった方が確実だし、よりメリハリのあるボディラインに近づくと思いませんか? とくに女性らしい桃のようなお尻になりたいなら、脂肪は無理に落とさずにいかすべきです。お尻の下の方に脂肪がつきやすいなら、お尻の上部に筋肉をつけるトレーニングを取り入れて、ヒップトップを高くすると良いでしょう(岡部さん)」

45歳です。今更ヒップアップできますか??
(45歳・みーさん)

もちろんできます! 年齢は関係ありません。

「理想の形に合わせて筋肉をつけていくことで、何歳からでもボディラインを変えることは可能です。女性はもともとお尻や太ももにかけて脂肪がつきやすいのですが、年齢と共に腰回りやお腹に脂肪がつきやすくなります。ただお尻の下側に脂肪がつきにくくなるので見た目のハリ感がなくなるんですね。いわゆる“長尻”に見えてくるのはこのためです。お尻の下側の筋肉を鍛えて、立体感を出しましょう(岡部さん)」

ヒップの形と骨盤のゆがみは関係ありますか?
(40歳・ももさん)

形には関係ありませんが、見た目を左右します!

「フォルム自体とは関係ありませんが、見た目には関係していると言えます。骨盤が前傾している人(出っ尻タイプ)はお尻が上がって見えますが、お尻を機能的に使うことができていないので、腰や膝などに大きな負担がかかります。逆に骨盤が後傾している人(垂れ尻タイプ)は、猫背やガニ股になりやすく、お尻は必然的に下がって見え、お尻と太ももの境目がくっきりしなかったり、シワが寄ったりしてきます。どちらのタイプの場合も、骨盤をニュートラルに持っていくトレーニングを。(岡部さん)」

太ももとお尻の境のたるみが嫌です。どうしたらいいですか?(56歳・lilyさん)

筋肉をつけてたるみ対策&保湿とマッサージを徹底して。

「お尻と太ももの境のたるみはみんなにあるもの。もちろん私にもあります。ショーツの選び方でも変わってくるのではないでしょうか。ソングタイプだとお尻を覆う部分がなく太ももとの境に食い込みができないので、レギンスなどのぴったりとしたウエアを履いても気になりません。また私の場合、雑誌などで写真を撮られるときはヒップアップして見えるようにポージングや姿勢も常に意識しています。(岡部さん)」

「たるみは皮膚の乾燥がひとつの原因。基本的なことになりますが、日頃から保湿とマッサージをすることが大切。マッサージするときは、お尻と太ももの境目からヒップのほっぺ全体、そして腰からウエストを通ってそけい部まで流し込んでください。腰にはリンパ節がないので、途中で止めてしまうと仙骨周りに老廃物が溜まり四角いお尻になってしまいます。仙骨周りをほぐすことで、お尻に丸みが出てきます。(中村さん)」

肉割れは治りますか?(39歳・ごましおさん)

保湿をしっかりすることで改善します。

「肉割れは、身体が急激に変化(サイズアップなど)するスピードに皮膚が追いつかず、真皮のコラーゲン繊維がダメージを受け、裂けてしまうことで引き起こされます。そのため、傷んだ真皮にうるおいを与えてあげることが大切です。スクラブなどで肌表面の角質を取り除き、ターンオーバーを整えた上でたっぷり保湿しましょう。皮膚に栄養を与えることも大切なので、バランスの良い食事を摂ることも大切です。コラーゲンを補う栄養補助食品も良いでしょう。(中村さん)」

お尻の下の方に黒く色素沈着のような“座りジミ”があります。どうすれば良いですか?(46歳・あかねさん)

椅子に座るときは、クッションを敷くなどの工夫を。

「ショーツの摩擦で黒ずみが出来ることもあるので、ソングやチーキーもしくは脚口にゴムを使用していないショーツを選び、お尻と太ももの境にショーツのラインが当たらないようにすると良いかもしれません。また毎日8時間以上デスクワークをする人は、坐骨が椅子に当たることで刺激になっている可能性も。2、3時間に1回は座る位置を変えたり、クッションを使うなどの工夫を。(中村さん)」

お尻の脂肪が少ないので長時間硬い椅子に座れないです。どうしたらお尻に脂肪がつきますか?(37歳・Setsunaさん)

お尻だけにピンポイントで脂肪をつけることは出来ません。

「脂肪の付き方は遺伝なので変えられません。お腹周りにしかつかない人もいるし、もちろんお尻にしかつかない人もいます。これだけはコントロールできません。ただし、筋肉のつけ方はコントロールできるので、トレーニングでお尻の筋肉に厚みをつければ、座った時の痛みは軽減されるはず。(岡部さん)」

ザラザラ、黒ずみを、解消したいです!(37歳・5501さん)

古い角質を定期的にケアし、日頃からリセットする習慣を。

「スクラブなどで古い角質を定期的にケアしましょう。角質が溜まり過ぎてしまった場合は美容オイルを塗り込んでラップをして、表面をふやかしてからスクラブするのがおすすめ。ターンオーバーを促進するため、身体を温めて汗をかき、毛穴から不要なものを排出することも大切です。
もしニキビがある場合は刺激になってしまうので、クリームでケアする程度に抑えて。ヒップにニキビができやすい場合、ショーツ内のムレが関係している可能性もあります。なるべく通気性の良いものを選びましょう。生理中はどうしてもムレやすいので、生理が終わったらスクラブをするなど、日頃からリセットする習慣をつけると良いと思います。(中村さん)」

セルライトが気になります。消す方法を教えてください。(29歳・mi-ko35さん)

完全に消すのは難しい。血流をアップして改善を目指して!

「セルライトは誰もが持っています、消せません(笑)。ただし、目立たなくすることは可能です。そもそもセルライトとは、脂肪細胞の周りに老廃物やコラーゲン繊維が絡み合ってできるもの。原因の多くはむくみやストレスなので、正しく食べて運動し、血液に栄養を乗せてあげることが重要です。血流を良くするためにも、日常的にトレーニングを取り入れて。また、締め付けの強いショーツは避けましょう。(岡部さん)」

「消すのは難しいと思いますが、改善策としては血行促進とむくみのケアが効果的です。運動やお風呂で体を温め老廃物を排泄した上で、時間をかけて優しくマッサージしましょう。毎日3分で良いので、継続することが大事。セルライトを気にしている人の中には、強く押して潰そうとする方も多いですが、皮膚がダメージを受けて余計治りにくくなってしまうのでやめましょう。めぐりの悪さは体質もありますが、食生活や運動習慣などにも起因します。体を温めるものや利尿作用のあるもの、食物繊維を積極的に摂るのも大切です。(中村さん)」

ヒップが乾燥します。対策できることはありますか?(37歳・イチさん)

スクラブでターンオーバーを整えてから保湿しましょう。

「保湿が大切になりますが、表面に角質が溜まってターンオーバーが乱れているとうるおい成分がきちんと浸透できないことも。スクラブで表面の余計なものを取り除いてから、保湿をすると良いでしょう。ただしスクラブは、やりすぎると肌を傷めてしまうこともあるので適度に行ってください。(中村さん)」

illustration_Rena Yamanaka(banner)、moko.(Portrait)、
Yuriko Oyama(description)/
photo_Emi Enishi/text_Shiho Tokizawa